★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が下げ幅拡大したほか、米長期金利の低下も相場の重石になった。ジャクソンホール会合に向け米引き締め期待は根強く、ドルの下値は限定的だった。一時下落する場面があったものの、その後は米長期金利が低下幅を縮小したことに伴って109.70円台まで下値を切り上げた。手掛かり材料を欠くなか、109.60円台での小動きになった。
ユーロ/ドルの下落につれてドルが上昇した。米長期金利の低下幅縮小も買い材料となった。米国株相場が上昇して始まると、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退し円売り・ドル買いが先行した。米長期金利が上昇に転じたことも相場の支援材料となり、109.87円付近まで値を上げた。強い米国株や上昇した米長期金利が引き続き支えとなったが、対ユーロでドル安が進んだ影響も受けて動きづらかった。NY午後は様子見気分が広がり、手掛かり材料を欠く中で狭いレンジ取引に終始した。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場ポイント
・ドル/円相場は109.54-87円のレンジ
・世界各国でのコロナの新規感染者が再拡大する中リスク回避姿勢強まる
・NY市場に入り米国株が上昇して始まるとリスク回避姿勢が後退
・週末を控えたポジション調整目的のドル買い
・米ダラス連銀のカプラン総裁がタカ派姿勢を緩和
・VIX指数は21.67から18.56へ低下
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