FITS エコノミックレポート

9月の東京白金相場は5年連続陰線!

 

★9月の白金相場では、1986年以降の月足で始値と終値で勝ち(陽線)、負け(陰線)とした場合、12勝19敗1分と陰線の出やすい月となっている。他にも4月・6月の12勝21敗、8月の13勝20敗が陰線の出やすい月となっている。

直近10年間をみても2勝8敗で、5年連続の陰線が続いている。

新興国通貨からの資金流出は続いている。南アランドも対ドルで弱含んでおり、白金の上値を抑える要因となっている。

東京白金は2015年後半以降240ヵ月線(茶線)がサポートとして意識されていたが、2018年3月に明確に下抜けした。そのため、ズルズルと下値模索の展開となっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:14.72、%D:13.38と売られ過ぎ過熱感は出ているものの、戻りの兆しは見られていない。

9月の始値は2831円であるが、戻りの兆しが出るまでは値ごろ感からの買いは注意が必要となる。節目らしい節目がなく、サブプライムローン問題でリーマンが破綻した後の2008年12月安値2276円が次の下値節目となる。

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