★トルコ経済見通しの上方修正、インフレ高止まりによるトルコ中銀の引き締めスタンス長期化見込み、新型コロナウイルスのワクチン接種がすすんでいることなどが依然としてリラの支援材料になっている。また、トルコ中銀が昨日発表した先月29日時点の外貨準備高(グロス、金保有高)は前週比5.65%増加しました。1年前と比べると3割近く低い水準ではあるが、準備高不足への懸念が和らぎつつあることもリラの支援材料となっている。一方、いまだクリアではない米国のバイデン新政権とトルコの関係では、露製ミサイルを巡る問題が依然として懸念材料として残っている。
トルコリラ/円の日足では、5日SMA(赤線)の上方に位置しており短期的には上昇基調が継続している。ただ、緩やかに低下基調になっている250日SMA(紫線)の14.797円がレジスタンスとして意識され上げ止まる展開となっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎ過熱感は出ているものの、%DとSlow%Dの両線は上向きを維持している。そのため、上昇基調が継続していることになる。
現状では戻り基調が続いているが、250日SMAに今後も上値を阻まれると上値の重さが意識される可能性もある。250日SMAの攻防を注視していく必要がある。
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