★トルコリラ/円の月足による長期トレンドから、相場の動向を分析する。2015年1月に12ヵ月SMA(赤線)、20ヵ月SMA(紫線)、24ヵ月SMA(青線)を下抜けしてから、12ヵ月SMAがレジスタンスと意識され上抜け出来ずに下落基調が5年超継続している。
また、12ヵ月SMA、20ヵ月SMA、24ヵ月SMAと長期線となる120ヵ月SAM(緑線)までも下向きとなっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、緩やかに上値・下値を切り上げているものの、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっている。そのため、下押しバイアスが強まってきていることを示している。
まとめると、2015年以降からの下落基調が継続しているが、12ヵ月SMAの下落が緩やかになってきていることで、下落の勢いは鈍化してきている。18.00円近辺が心理的な下値目処として意識されており、下げ止まる展開となっている。ただ、下落トレンドからの反転の兆しが出ていないことから、現状では下落の流れに変化がないと思われる。そのため、現状の投資スタンスは『戻り売り』目線となる。中国での新型コロナウイルスの感染拡大で、繊維業界で中国からトルコに製造を移転することを検討しているとの報道もあり、実現するようならトルコリラ買いの材料になる。
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