FITS エコノミックレポート

ドル/円は200日SMAを上抜け出来るか!

 

★ドル/円の日足では、8月26日安値104.40円を起点として、10月3日安値106.45円を結んだトレンドライン(S1)を上回っていることから、上昇基調は継続している。一方で、9月18日高値108.47円を起点として10月15日高値108.90円を結んだトレンドライン(R1)がレジスタンスとして意識されている。S1とR1は徐々に三角持合いの様相となってきている。

各移動平均線(SMA)では、5日SMA(赤線)10日SMA(黄線)がサポートとなっている一方で、200日SMA(紫線)の109.05円近辺がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。200日SMAを上抜けできるのか、それとも上値を抑えられてしまうのかで、ドル/円の先行きの相場に大きな影響を与える。

25日SMA(青線)75日SMA(緑線)100日SMA(黒線)がわずかながらも上向きとなってきているので、中長期で上昇基調が継続している。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、過熱感が出てきていることから、このまま上値が重い展開が続くと下押しバイアスが強まってくる。

まとめると、投資判断は中期的なSMAは上向きとなってきているものの、一旦上値節目となるR1と200日SMAが上値を抑える展開となっており、『様子見』となる。ストキャスティクスでは過熱感も出ており、ドル売り材料が出てくると下押しバイアスがかかりやすく、25日SMAの108.13円やS1までの調整下落が予想される。さらに、100日SMAの107.58円や75日SAMの107.42円もサポートラインとして意識される。75日SMAを下抜けしてしまうと、S1も下抜けすることになり上昇トレンドからの反転が意識される。一方で、R1と200日SMAを上抜け出来ると、上値を切り上げる展開となり上昇トレンドが継続される。ただ、上値には260日SMA(茶線)の109.66円が位置しており、レジスタンスとして意識されやすい。

 

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