★北朝鮮を巡る地政学リスクが高まり円買い・ドル売りが進行する展開となっているが、1995年以降の8月は月初から月末にかけて9勝13敗と陰線になることが多い月でもある。季節要因として米国債の償還と利払いが15日前後にあり、9月決算に備えて本邦機関投資家が円買い・ドル売りを進めることが多いからである。特に昨今では、日銀による金融緩和から国内長期金利がほぼゼロパーセントまで低下しており、本邦機関投資家も外債購入を進めている。ただ、15日以降は米国債絡みの円買い・ドル売りは沈静化する。8月13日から9月5日に水星逆行期に入る。水星逆行期の特徴は、ボラティリティが高まるものの、トレンドが出にくい相場展開となりやすい。また、この時期はオシレータが劣化しやすいく、買われ過ぎ・売られ過ぎからでも、もう一段の上昇・下落となることが多い。そのため、この時期は上下に大きく振れやすいことから『今日の含み益は明日の含み損』になりやすいので、早めの利益確定が良い時期となる。
14日(月)PM6:15はラジオNIKKEI第一の『真壁昭夫のマーケットビュー』に出演することになっている。今回の深堀では『水星逆行』を取り上げるので、興味にある方は是非ご視聴願いたい。
下記の『FX Weekly Report August-tihird week 2017』をクリック
↓
FX Weekly Report August-third week 2017
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 1月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |