FITS エコノミックレポート

7月第6週週間米蔵FXリポート

★ドル/円は、テクニカル的には下落基調が継続している。1995年から2016年までの陽線(勝ち)・陰線(負け)では、9勝13敗と陰線となることが多い。8月は米国債の利払い・償還が8月中旬にあり、投資家の円転が大きな要因の一つになっている。本邦投資家は、国内債券から米国債など海外債券投資が進んでいることから、例年になく利払い・償還金が発生する。ただ、全額が円転されるわけではなく再投資される部分が多い。しかし、円買い・ドル売りのニーズは高まることから、円高要因となりやすい。7月25日付の短期投機筋の円ショートは▲124,489枚と高水準にあるものの、ドル/円の上値が重いのも早めに円転に動いている可能性もある。じりじりと円高が進むと、円ショートが積み上がっているだけに、ストップロス的なポジションの巻き戻しには注意が必要となる。

 

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FX Weekly Report July-sixth week 2017

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