★シカゴIMM投機筋の対米ドルの差し引き持ち高で、円の売り持ち高は2014年11月以来の高水準となる▲126,919枚となっている。そたのめ、風船でパンパンに空気を入れた状態と言えるかもしれない。過去にもポジションが膨らむだけ膨らんだ後は、ちょっとしたドル売り材料にストップロスを巻き込み市場が過剰に反応することがあるので、警戒しておく必要はある。逆に言えば、これだけドル買い・円売りが積み上がっているにも関わらず、111円台前半で推移しているということは、上値では売り圧力根強いとも言える。8月は米国債の利払いと償還があり、過去の経験則からも円高になりやすい月となる。特に中旬までは、ドルから円に戻す動きが強まることが多い。今週は米FOMCや米4-6月期GDP速報値のイベントがあり、先週まで主役だったユーロからドルが主役となる。そのため、ボラティリティが高まる可能性がありそうだ。
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FX Weekly Report July-fifth week 2017
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