★前週まで日欧英米では、重要なイベントが続いたことから、今週は重要イベントも少なく物足りない週となる可能性がある。ただ、そういう時だけに、ちょっとした材料が飛び出すとボラティリティが高まることもあるので注意は怠れない。
それにしても、日米金融政策が逆の方向に動いているにも関わらず、はっきりとした円安トレンドは描かれていない。また、米国が利上げしているにも関わらず、米長期金利は低迷している一方で、米国株は強い展開を維持している。
教科書通りに売買すると、大損してしまいそうな状況となっている。
こう言う時こそ、情報に関しては『見ざる・聞かざる』が良さそうだ。全てはチャートのなすままに、動いた方が良い。
売買通貨は色々あるので、一番分かりやすいトレンドのある通貨を売買すれば良いだけである。トレンドのない難しい動きをしている通貨を攻略するよりも何倍も楽である。
ただし、流動性の低い通貨は値動きが荒くなると、必要以上に動いてしまい大きな損失を出してしまうので、流動性リスクは常に留意する必要がある。
本間宗久氏も『年中の内、両三度より外、商い致すところこれ無きものなり。この米、二三カ月も上がる下がる、とくと見きわめ、買い気ならば買い気立て抜くように、その間の高下に迷わず、立羽を定め申すべきことなり。それとも少しにても心もとなきことあらば、幾月も見合わせ、図に当たる頃仕掛くべし。時々、気を転じ候てはりを得ることならざるなり。』と言っている。好機が来なければ何カ月でも投資を休むということである。まぁ為替市場の場合何カ月も待つことはないであろうが、分からない時は『休むも相場』というところだろう。
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