★米長期金利の低下が止まらず、円高基調も強まってきた。今週は8-9日に重要イベントが集中しており、波乱含みとなりやすい。英国の総選挙では、結果発表が9日の日本時間となり、結果を受けた反応が日本市場からとなる。昨年の国民投票ほどのインパクトはないと思われるが、保守党が過半数割れとなると、初動反応としてはポンド売りとリスク回避の円買いに向かいやすい。8日には、コミ―元FBI長官の公聴会が開かれるが、『ロシアゲート』に関する新事実が出てくると、9日に早朝から為替相場が荒れる可能性が高い。また9日は『満月』となる。説明のつかないアノマリーではあるが、満月の日は『ドル安』になりやすいと言われている。
ポンドに関しては、いつもコメントしているが『ヒットマン』通貨であり、いきなり梯子を外される暴落に見舞われることが多いので、十分注意が必要となる。
米5月雇用統計を受けて、リスク回避の動きが強まった一方で、NYダウは上昇したことに違和感を感じている。何故ならば、週末は原油が下落し、米長期金利が低下した。今までならば資源関連株や金利低下により金融株が下落して、米国株の下げ要因となっていたが、先週末はそうならなかった。
今週末は日本でもメジャーSQを迎えることから、火曜日以降に大きく変動する可能性もあるので注意したい。
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FX Weekly Report Jun-second week 2017
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