★いよいよ日本ではゴールデンウィーク入りするが、この時期は本邦勢も休みとなるので仕掛け的な円高進行が警戒される。また、5月4日まで水星逆行が続くが、順行に戻る3営業日前後は円高になりやすいと言われている。特に今年は、米重要経済イベントだけでなく、地政学リスクや米国政府機関の一部閉鎖リスクも残っている。テクニカル的には、順調に上昇基調は維持されているが、油断大敵となりそうだ。そのためにも、逆指値を入れておくことが重要かもしれない。
トランプ大統領も29日に大統領就任100日を迎え、今後マスコミはこぞってトランプ政権への批判記事が出てくる。そのなか、大衆の目を外へ向かせる意味でも、北朝鮮への圧力を強める可能性が高いので注意が必要となる。
ちなみに、米国が軍事行動に出るときの特色がある。過去にはリビア空爆(1986年)は空母3隻、湾岸戦争は空母6隻、アフガン攻撃は空母4隻、イラク戦争は空母6隻と空母3隻以上が攻撃に対して不可欠となっている。現在はカール・ビンソンただ1隻である。空母ロナルド・レーガンは横須賀にいるが、5月まで整備予定の上、訓練を経なければ実戦投入は不可能となっている。現在は、マスコミが騒いでいるほどの緊迫した体制ではない。ただし、朝鮮半島に空母3隻以上配備された場合は、かなりの地政学リスクとなる。
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FX Weekly Report May-first week 2017
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