★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が上昇幅を広げたことを受け、ドルは全面高地合いとなった。なお、欧州株は堅調に推移した。米長期金利が2.13%台半ばまで続伸し、NYダウ先物が90ドル超の上昇となったことでドルはじり高となった。米長期金利が2.14%台に再上昇となったことを受け、ドルの下押しは限定的となった。トランプ大統領が『もし、習・中国国家主席がG20サミットに参加しなければ、中国への追加関税は直ちに発動されるだろう』との見解を示したことが相場の重石となった。
米国株相場や米長期金利の上昇に伴い円売り・ドル買いが優勢となった。NYダウが一時220ドル超高まで上昇したが、上げ幅を縮小すると小幅に下落基調となった。その後、複数のメディアが『米NY市マンハッタンの中心部の建物にヘリコプターが墜落』と報じたことに反応し、ドル売りが強まった。その後、NY州クオモ知事が『テロではない』との見解を表明するとドルは持ち直した。
★欧米主要経済指標
・英・4月鉱工業生産:前月比-2.7%(予想:-1.0%、3月:+0.7%)
・英・4月製造業生産:前月比-3.9%(予想:-1.4%、3月:+0.9%)
・英・4月貿易収支:-121.13億ポンド(予想:-130億ポンド、3月:-154.3億ポンド←-136.5億ポンド)
・米・4月JOLT求人件数:744.9万人(予想:749.6万人、3月:747.4万人←748.8万人)
★欧米市場のポイント
・108.29-71円のレンジ相場
・メキシコに対する関税発動を無期限に延期を好感
・英国の弱い経済指標を受けポンド売り
・NY市でのヘリコプター墜落歩道で一時ドル失速
・VIX指数は16.30から15.94へ低下
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