★欧州市場朝方の取引では、欧州株が概ね軟調に推移、NYダウ先物と米長期金利も続落となったことを背景に戻り鈍く、前日比小幅安水準でもみ合いとなった。欧州市場では、米長期金利が緩やかに低下する中、NYダウ先物が下げ幅を縮小したことで、ドル売りが弱まり狭いレンジ内での取引が続いた。日経先物が40円高に続伸、米長期金利も低下幅を縮小したことを背景にドルが持ち直す展開となった。英国のEU離脱を巡る次の展開待ちというムードで全体的に小動きとなった。
米8月FHFA住宅価格が前月比で予想を下回ったものの、米長期金利下げ渋りにドルは底堅い展開となった。中国が米農産品などの購入を開始したとの報道などが好感されNYダウは上昇し、米長期金利も1.75%で推移した。現物のNYダウが小高く始まったことで、リスク選好の円売り・ドル買いがじわりと強まった。ドル上昇の一因だった米国株がマイナスに転じたことで下押しした。米長期金利が上昇に転じたことが相場の下支えとなりドルは底堅い展開となった。
★欧米主要経済指標
・ユーロ圏・10月消費者信頼感指数速報値:-7.6(予想:-6.8、9月:-6.5)
・米・8月FHFA住宅価格指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、7月:+0.4%)
★欧米市場のポイント
・108.28-70円のレンジ相場
・商品相場の上昇を背景に資源国通貨高
・英のEU離脱報道受けポンドは売り先行後買い戻し
・ECB定例理事会を前にポジション調整目的のユーロ売り先行
・中国が米農産品などの購入を開始との報道を好感
・トランプ大統領が対トルコ制裁を解除でトルコリラ買い加速
・キャタピラーやボーイングは低調な決算
・VIX指数は14.46から14.06へ低下
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