★欧州市場序盤の取引では、株安・商品安が顔s九、米長期金利も1.23%台に低下幅を広げる中、リスク回避の動きによりドル・円・スイスが強含みとなった。欧州株が全面安で推移、NYダウ先物も300ドル超安に下げ幅を拡大米長期金利も1.22%台に一段と低下したことで、ドル/円は日中安値を更新した。NYダウ先物が270ドル安に下げ幅を縮小、米長期金利も1.23%台で下げ渋ると、リスク回避が一服となったことを受け、円買いの動きも一巡した。NYダウが再び380ドル超安まで下げ幅を広げると、ドル売りが再開した。
8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米新規保険申請件数は強弱まちまちな結果となる中、NY時間に入って米長期金利が低下幅を縮小したことでドルの買い戻しが入った。7月米景気先行指標総合指数が予想を上回ったことが相場の下支えとなった。その後は、やや手掛かり材料難ではあったが、プラス圏で推移するナスダック総合や底堅いNYダウなどを眺めながら109.80円付近までじり高となった。米国株相場が底堅く推移すると過度なリスク回避姿勢が後退した。1.21%台まで低下した米長期金利が1.25%台まで低下幅を縮めたことも相場を下支えした。
★欧米主要経済指標
・米・先週分新規失業保険申請件数:34.8万件(予想:36.4万件、前回:37.7万件←37.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:282万人(予想:280.0万人、前回:289.9万人←286.6万人)・
・8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:19.4(予想:23.1、7月:21.9)
・米・7月景気先行指数:前月比+0.9%(予想:+0.7%、6月:+0.5%←+0.7%)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は109.45-89円のレンジ
・欧州時間は欧米株式相場や商品価格の下落を背景にリスク回避
・景気鈍化懸念からリスク回避姿勢が強まった
・一時1.21%台まで低下した米長期金利が1.25%まで低下幅縮小
・米新規失業保険申請件数や7月米景気先行指標総合指数が強い内容
・VIX指数は21.57から21.67へ上昇
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