★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が100ドル超高、日経先物も160円高に反発となったことを背景に、円売り戻しが優勢の展開になった。なお、米長期金利は荒い値動きの中、1.43%台に持ち直した。クロス円の上昇に連れ110.00円台にドルが下げ幅を一段と縮小した後、米長期金利が下げ渋る中、110.00円近辺でもみ合いとなった。欧州株高、NYダウ先物の堅調地合いでややリスク選好ムードが広がった。米長期金利が上昇から高止まりしたことで、ドルが下支えされた。
米国株式相場が上げ幅を拡大したことで円売りが優勢になった。また、ブラード米セントルイス連銀総裁やカプラン米ダラス連銀総裁のタカ派発言受け、米長期金利は1.44%から1.49%へ上昇した。米長期金利の上昇は一服し、短期債利回りがやや低下に転じる中、110.20円台で頭を抑えられた。米長期金利が1.48%台を回復したことなどに支えられ、再び110.30円付近までドル買いが強まった。米国株相場の上昇に加えて、日経先物の大幅上昇もリスク選好の円売りを誘った。
★欧米主要経済指標
・米・5月シカゴ連銀全米活動指数:0.29(予想:0.88、4月:-0.09←0.24)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は109.88-110.35円のレンジ
・英国でのロックダウン解除への期待が高まりポンド買い
・米長期金利の上昇に伴うドル買い戻し優勢
・米セントルイス連銀総裁と米ダラス連銀総裁がタカ派発言
・米国では前週の株売りは行き過ぎだったとの声が聞かれ買戻し
・VIX指数は20.70から17.89へ低下
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