★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が60ドル高に反発、日経先物も続伸する中、リスク選好のドル安・円安が進展した。米長期金利が1.19%台に上昇となる中、ドルは全般的に下げ渋った。欧州市場では、米長期金利が1.174%前後へ小幅に低下した動向をにらみつつ小幅安となった。
米労働省が発表した新規失業保険申請件数が予想を上回り雇用改善が一服が示唆されリスク選好ムードがやや後退した。しかし、前週分の米失業保険継続受給者数が減少したことが分かると、米長期金利が1.19%台まで上昇したことでドルは底堅い展開となった。米国株相場の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善する円売り・ドル買いが優勢となった。米長期金利が1.21%台で推移し、米国株の主要3指数ともに上昇したことで、ドルは底堅く推移した。翌日の米雇用統計を控えて為替・株式市場ともに動きが鈍くなったが、ドルは買い戻しが優勢となった。
★欧米主要経済指標
・英・7月建設業PMI:58.7(予想:64.4、6月:66.3)
・米・先週分新規失業保険申請件数:+38.5万件(予想:38.3万件、前回:39.9万件←40.0万件)
・米・失業保険継続受給者数:293万人(予想:325.5万人、前回:329.6万人←326.9万人)
・米・6月貿易収支:-757億ドル(予想:-742億ドル、5月:-710億ドル←-712億ドル)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は109.37-78円のレンジ
・英中銀金融政策委員会(MPC)結果公表後はポンド買い優勢
・前週分の米失業保険継続受給者数が減少したことでドル買い
・米国株相場の上昇を背景にリスク志向が改善
・7月の米雇用時計の発表を前に大きな方向感は出ず
・VIX指数は18.04から17.28へ低下
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