FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 200日線がレジスタンスライン!

 

★欧州市場朝方の取引では、ECB高官によるタカ派発言が続く中、ユーロは全面高で推移した。一方、円全面安の流れが持続し、110.19円レベルに位置する200日移動平均線に接近となった。110.15円前後まで上昇したが、200日線を前に売りに押された。米長期金利が再上昇、NYダウ先物が堅調に推移、日経先物も50円高に続伸となる中、リスク選好のドル買いが再開した。目先のレジスタンスとして意識されていた200日線を上抜け110.21円付近まで上値を伸ばした。市場では『終値ベースで同水準を維持出来るかが重要となる』との指摘があった。米長期金利は上昇したが、金利上昇を手掛かりにした買いは限られた。200日線位置する110.19円が意識される中、利益確定売りなどに押されて109.90円付近まで伸び悩んだ。米国株式相場の上げ幅拡大につれ、リスク選好の円売りが再燃した。NYダウが一時240ドル超上昇したことをながめ円売り・ドル買いがじわりと強まった。NYダウが上昇幅を広げるとリスク選好の円売り・ドル買いが継続した。

 

米4月貿易赤字が予想外に縮小するなど、米国経済の成長期待にドル買いが優勢となったほか、株高につれたリスク選好の円売りも強まった。200日移動平均線が位置する110.19円がレジスタンスとして意識されており、アジア時間でも確り上抜け出来るかが焦点となる。上値では260日移動平均線の110.41円付近に位置しており、やはりレジスタンスとして意識されやすい。

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