★欧州市場朝方の取引では、米長期金利の上昇にも関わらず、ドルは欧州通貨中心に軟調地合いとなった。なお、欧州株は高安まちまち、日経先物は横ばいでもみ合いとなった。米長期金利の上昇やNYダウ先物が底堅く推移したことなどが支えとなり、107.20円を挟んだもみ合いとなった。米3月小売売上高は上振れ、米4月NY連銀製造業景況指数は下振れの結果を受けて気迷いの展開となった。米長期金利の上昇に伴う買いが入った半面、対ユーロなどでドル売りが出たため上値は限定的だった。トランプ大統領がツイッターで『米国が利上げを続ける中、ロシアや中国は通貨切り下げゲームに興じている。受け入れられない』と述べた後に全般ドル売りが進んだ。米長期金利が上昇幅を縮めたことで円買い・ドル売りが優勢となった。株高にも関わらず米長期金利が伸び悩んだことで軟調推移となった。
トランプ大統領がロシアや中国を『通貨切り下げをしている』と非難したことなどから、貿易摩擦懸念が再燃し、ドルは伸び悩み、円売りも後退した。上値は重いものの、107.00円近辺では底堅い展開となっている。日米首脳会談を控え、本日も動き難い展開が予想される。
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