★欧州市場朝方の取引では、欧州株が全面安で推移する中、米長期金利が3.15%われまで低下を背景にドルが軟調推移となった。エルドアン・トルコ大統領の会見への警戒感、米長期金利が3.14%台へ低下、NYダウ先物が290ドル安などリスク回避の円買いが強まった。エルドアン・トルコ大統領がカショギ事件に関する発言をしたが、これまで報じられた内容だったことからドルの買い戻しにつながった。米長期金利が3.13%台、NYダウ先物が400ドル程度下落したことで再びドルが軟調地合いとなった。
一旦落ち着いたように見えた債券・株式市場だったが、米長期金利が3.12%台まで低下し、NYダウが450ドル近く下げるとドル売りが再開した。また、米10月リッチモンド連銀製造業景気指数が市場予想を下回ったことでドル売りが加速した。ただ、前週末の安値111.95円が目先サポートとして意識されたほか、米国株が下げ幅を縮めたことでドル買い戻しにつながった。NY午後に入り米国株の買い戻しが続くとドル/円も反発した。一時NYダウが30ドル安程度まで回復するとドル買いが加速した。
★欧米主要経済指標
・米・10月リッチモンド連銀製造業指数:15(予想:24、9月:29)
・ユーロ圏・10月消費者信頼感指数速報値:-2.7(予想:-3.2、9月:-2.9)
★欧米市場のポイント
・111.96-112.47円のレンジ相場
・トルコ・サウジ関係の過度な警戒感後退
・EU委員会はイタリアの予算案を差し戻し
・原油価格が大幅反落
・VIX指数は19.64から20.71へ再び上昇
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