★欧州市場朝方の取引では、欧州通貨を中心にドル高にやや調整が入っていることが重石になり、117.70円近辺で伸び悩んだ。なお、独DAX指数は寄り付き直後1.5%前後の上昇となった。欧州市場では、ロシアとウクライナの停戦交渉が注目される中、合意への期待感でドルや円など安全通貨が売られた。米長期金利が2.98%台に上昇幅を広げる一方、WTI原油先物が104ドル台後半に大幅反落となる中、ドル/円は117.80円前後でもみ合いと商状となった。欧米株価指数の強含みを手がかりにドルと円が売られる展開になった。ただ、118円付近の売りが意識され、上値の重さが意識された。
118円到達で利益確定売り優勢となって、その後は上げ渋る展開になった。米長期金利が小幅に再上昇で、ドルも小幅に再上昇した。対ユーロなどでドル売りが強まると117.85円付近まで押し戻された。米長期金利が2.12%台まで上昇する中、118.00円付近でもみ合いとなった。米長期金利が2.14%台まで上昇幅を拡大した影響もあり、全般にドル買いの動きが目立った。一時118.22円と2017年1月以来約5年2ヵ月ぶりの高値を更新した。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は117.67-118.22円のレンジ
・停戦交渉への期待などを背景に欧州株相場は上昇
・15-16日の米FOMCでは0.25%の利上げがほぼ確実視
・米短期金融市場のトレーダーは7回の利上げ織り込む
・米長期金利は一時2.143%前後と2019年7月以来の高値
・VIX指数は30.75から31.77へ上昇
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