★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が1.46%近辺と先週末比プラス圏で推移したが、109.70円前後でこう着相場が継続した。欧州勢参入後、米長期金利は小幅に上昇したが、ドル/円の動意は薄くもみ合い推移した。なお、欧州株は堅調に取引を開始した。新規の手掛かりが乏しい中方向感は出ず、109.70円前後で値動きが鈍った。アジア市場でのドル反落を経て、小幅にドルは上伸した。
米長期金利が1.46%から1.47%へ上昇、NYダウ先物も28ドル安で推移したことでドルが堅調推移した。NY勢の本格参入後は米長期金利の上昇を手掛かりにした買いが強まった。米長期金利が1.48%台後半まで上昇したことを眺めドル買いが継続した。米金利高によるドル買い・円売りに動きたが、集めの売りオーダーをなかなか抜けきれず109.99-110.00円の攻防となった。米長期金利が1.5%手前まで上昇するなど、米金利高に反応が敏感なドル/円堅調地合いを維持したが、上値には売りオーダーが観測されていることで110円を超えたものの上昇の勢いは緩やかだった。110.00円からの上値では売りオーダーがあり、上昇スピードは非常に緩やかだった。
★欧米主要経済指標
・ユーロ圏・4月鉱工業生産:前月比+0.8%(予想:+0.4%、3月:+0.4%←+0.1%)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は109.60-110.09円のレンジ
・英政府はロックダウン措置を4週間程度延期
・NY時間では米長期金利の上昇を手掛かりにドル買い優勢
・米10年債利回りが1.50%台まで上昇したことを眺めドル買い優勢
・VIX指数は15.65から16.39へ上昇
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