★欧州市場朝方の取引では、目先のストップロスを誘発して一時113.45円まで値を上げた。ただ、買い一巡後は全般にドル安が強まった影響を受け、次第に上値が重くなった。なお、欧州株は前日比高安まちまちの展開だった。欧州株やNYダウ先物の反落でリスク回避的な円買いが優勢となった。欧州勢参入後の下値変化から売り一辺倒の展開となり、下げに勢いが継続した。
米中間選挙見極めムードが広がる中、113.10-20円近辺でもみ合いとなった。前日の安値113.08円が目先サポートとして意識されるとやや下値を切り上げる展開となった。米国株の底堅い動きやプラス圏に浮上した米長期金利の動きも支えにドルは底堅く推移した。NYダウが130ドル超上昇したことをながめ円売りが強まった。また、米長期金利が3.21%台に上昇したことも支えに、113.50円まで上昇し10月8日以来の高値を更新した。一時調整の動きが意識されたが、売り一巡後は米株の堅調をながめ、再度持ち直しの動きとなった。
★欧米主要経済指標
・米・9月JOLT求人件数:700.9万件(708.5万件、8月:729.3万件←713.6万件)
★欧米市場のポイント
・113.07-50円のレンジ相場
・全般米中間選挙結果待ちの様相
・NYダウ・米長期金利上昇受け円売り
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