★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が1.38%台に上昇したことを背景に、堅調に取引された。なお、NYダウ先物やWTI原油先物は反発した。欧州市場では、欧州株式市場で主要指数は総じて堅調地合いとなったほか、NYダウ先物も強含んだことで円売りが先行した。中国人民銀行が預金準備率を0.5%引き下げを発表すると急伸した。様子見ムードが意識されて大きな動きにはなっていないが、日中高値から招請の動きが意識された。
NY市場ではリスク回避の動きが一段落、NYダウ先物は200ドル超高、米長期金利も1.375%まで上昇した。米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、相場の大きな方向感は出なかった。NYダウが600ドル上昇し、ナスダック総合も再びプラス圏を回復するなど堅調な株式市場が支えとなり、市場はリスク選好の動きに傾いた。米長期金利が1.4%台を回復するなど、市場がリスク選好に動きたことで上値を広げたが、113.50円に観測される売りオーダー手前で買いの勢いは弱まり伸び悩んだ。米長期金利が1.43%台まで上昇したことがドル/円の支えになった。
★欧米主要経済指標
・英・11月建設業PMI:55.5(予想:54.2、10月:54.6)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は113.02-55円のレンジ
・中国人民銀行が銀行預金準備率を0.5%引き下げを発表
・『オミクロン株』の感染拡大への警戒感後退でリスク選好の様相強まる
・米10年物国債利回りが1.4%台まで上昇したことも支援材料
・VIX指数は30.67から27.18へ低下
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