★欧州市場朝方の取引では、欧州主要株価指数が堅調にスタートするなか、リスク選好の動きにドルが圧迫され、ドルインデックスは95.09レベルに小幅反落した。ロンドン勢の本格参入前でもあり、買いの勢いは強まらず、上値を切り下げた。欧州勢参入後は、ドルは戻り売りに押されたが、欧州株が堅調地合いを維持したことでドルは114.50円付近まで再上昇した。欧州市場中盤の取引では、ドルは全般もみ合い商状となったが、114.45円近辺でドルが底堅く推移した。米国市場は祝日で手掛かりに欠けたが、ユーロやポンドが失速気味の展開で週末からのドル高継続でドル/円も切り上げた。
ドル買いは一服したものの、下押しも限定的だった。NY勢の不在のなかでその後は114.55円前後での静かな動きになった。その後は、NY市場が休場で値動き自体は鈍いながらもカナダ/円の上昇につれて一時114.65円と日中高値を付けた。値動きは限られたが引き続き底堅く、高値近辺での取引が続いた。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は114.30-65円のレンジ
・欧州市場では中国銀行が中期貸出制度(MLF)の引き下げを好感
・キング牧師誕生日で米国市場が休場で値動き自体は鈍い
・カナダ中銀発表の第4四半期の企業景況感が過去最高水準
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