★欧州市場序盤の取引では、欧州株が堅調に推移、ドルは小動きながら弱含みとなった。欧州市場では、欧州株式市場の主要株価指数が強含み、原油価格の上昇もリスク選好的な円売りを支援した。欧州株やNYダウ先物の堅調地合いだったものの、米長期金利は上げ渋り、106.90円台でこう着状態となった。動意に乏しく、ポンド/円やユーロ/円などクロス円の円買いもあって、ドル/円は若干上値が重かった。
NYダウ先物が340ドル超高に上げ幅を拡大させたことで、ややリスク選好の円売りが優勢になった。欧米株は堅調推移したものの、ウイルス感染拡大や、様々な面で週末の米国の動きにリスクがあることで上値の重い展開となった。ロンドンフィキシングに向けてドル買いの動きが強まったことで一時107円台を回復する場面も見られた。フロリダ州のウイルス感染者数の急増が伝えられるとリスク回避の動きが強まった。米国株が下落に転じるととリスク回避の動きとなった。NYダウが一時300ドル超安となる中、週末の午後に入ったことで106.80円台でこう着商状となった。
★欧米主要経済指標
・米・1-3月期経常収支:‐1042億ドル(予想:-1029億ドル、10-12月期:-1043億ドル←-1098億ドル)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は106.72-107.04円のレンジ
・欧州市場では復興基金に関する合意の先送りでユーロ売り
・ロンドンのフィキシングでドル買い強まる
・米国内の感染拡大報道dえNYダウは下げ幅拡大
・アップルが一部店舗の再閉鎖
・米経済活動再開ペースに遅れが生じるとの懸念
・VIX指数は32.94から35.12へ上昇
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