★欧州市場朝方の取引では、欧州株安を背景にドルが対スイスや対円を中心に軟調に取引された。
欧州市場では新興国通貨安を背景に欧州株は弱含み、NYダウ先物の軟調地合いとなり、リスク回避的な円買いとなった。欧州株が下げ渋り、米長期金利の低下も一服となる中、ドルはやや持ち直した。NY勢参入を控え、為替は全般もみ合いとなった。
米8月シカゴ購買部教会景気指数が市場予想を上回ったことで米長期金利が下げ渋り、ドルが微妙に反発に転じた。3連休を前に大きな方向感の出にくい中、米国とカナダの貿易交渉を見極めたいとの声も聞かれた。
その後、ドルがユーロなど主要通貨に対して一段となり、110.80円台でこう着相場が続いていたが、111円台を回復した。ただ、リスクオフの円買い圧力も強く、111円前後に戻して方向感が鈍った。週明けがレイバーデーで米国市場が休場となることや、米国とカナダのNAFTA再交渉を見極めたいことから、手控えムードが強まった。
引けにかけて、USTR(米通商代表部)ライトハイザー代表が『協議は建設的で、進展も見られる』とし、来週協議を再開することを明らかにすると、合意への期待が再燃し米債利回りも上昇に転じ、ドル買いが再燃した。
★欧米市場のポイント
・11.66-111.13円のレンジ相場
・新興国通貨下落でリスク回避
・米経済指標改善でドルじり高
・米国とカナダの通商協議継続
・引けにかけてドル買戻し
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