FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 株安のなか全般ドル売り優勢!

 

★欧州市場序盤ではの取引では、欧州市場がイースターマンデーの祝日で休場のため、薄商いの中先週からのドル全面安の流れが一服した。NYダウ先物が軟調に推移、日経先物も30円安に小幅続落となる中、クロス円での円高圧力がドルの重石となり、108円前後でドルが伸び悩み推移となった。米FRBの措置に伴うドルひっ迫懸念の後退でドル売りに振れやすいが、材料が乏しく様子見ムードが広がった。108円台で戻りの鈍さを確認するとドルはじり安となった。

 

NYダウが一時490ドル下落したことなどを受けてリスク回避の円買い・ドル売りが進んだ。新型ウイルスが経済や企業収益に害を与えるとの懸念が根強くNYダウが下げ幅を広げる中、円買いが引き続き優勢になった。米国株安を受けたリスク回避の円買いの流れが継続した。株安を背景としたリスク回避の円買いは一服するも、次第に資源国通貨を中心にドル売りが優勢となり、107.50円近辺まで安値を更新した。米政府とFRBによる異例の経済対策が米景気を支えるとの見方から、引けにかけては米国株が下げ渋ったため、ドル/円も下値が堅くなった。

 

★欧米主要経済指標

特になし

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は107.47-108.07円のレンジ

・欧州主要市場がイースターマンデーの祝日

・マクロン仏大統領は外出制限を5月11日まで延長と発表

・世界経済の先行き懸念が根強い中リスク回避の円買い

・NY市場に入り対資源国通貨中心にドル安が進展

・VIX指数は41.67から41.17へ低下

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