★欧州市場朝方の取引では、NYダウ先物が130ドル超下落し、米長期金利が低下したため一時105.60円割れまで円買いが進んだ。米長期金利が低下幅を縮小するにつれてドルが持ち直す展開となった。欧州株がイタリアを除き軟調に推移する中、105.80円近辺でもみ合い商状となった。NYダウ先物は100ドル超高と堅調に推移しているものの、米長期金利は低下基調のためドル/円は動き難い展開となった。
NY序盤、コンファレンス・ボード(CB)が発表した8月の米消費者信頼感指数が予想を上回り、19年ぶり高水準を記録したことを背景にドルが堅調推移した。月末絡みの本邦輸出企業の売り注文が厚く直ぐに押し戻された。106円台では売り圧力が強い中、米株の反落や米長期金利の低下を手掛かりに失速するも、105円台後半では下げ渋り、105.70円台でもみ合う展開となった。
★欧米主要経済指標
・英・7月銀行協会住宅ローン承認件数:43342件(予想:42854件、6月:42775件←42653件)
・米・6月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+2.13%(予想:+2.30%、5月:+2.37%←+2.39%)
・米・6月FHFA住宅価格指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、5月:+0.2%←+0.1%)
・米・8月消費者信頼感指数:135.1(予想:129.0、7月:135.8←135.7)
・米・8月リッチモンド連銀製造業指数:1(予想:-4、7月:-12)
★欧米市場のポイント
・105.54-106.06円のレンジ相場
・英労働党は合意なき離脱阻止の法案提出目指す
・ドイツの景気減速が懸念されユーロ売り
・米8月の経済指標は予想を上回る強い内容
・中国が自動車購入制限の緩和や撤廃を検討
・月末絡みの本邦輸出企業のドル売り注文厚い
・米国では長短金利の逆転現象が強まるとリスク回避
・VIX指数は19.87から20.31へ上昇
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