★欧州市場朝方の取引では、イタリア財政不安を背景に、イタリア株大幅安、同国長期金利金利も急上昇したが、欧州通貨を中心にドル買いが優勢となるもドル/円の下値は限定的だった。欧州株が全面安で推移、日経先物も下げ幅拡大したことを受け、リスク回避によるドル高・円高の動きが再開した。NYダウ先物が下げ幅を縮小し、米長期金利は3.06%台での動きになるとリスク回避の円買いも一服した。
しかし、戻り売り優勢の動きとなり、113.89円から下落調整優位の商状となった。米長期金利の低下に伴って円買い・ドル売りが入った。ただ、主要経済指標の発表はなく手掛かり材料に欠ける中、値動きは限定的だった。その後、NYダウが史上最高値を更新する中でリスク回避の動きは一服した。NYダウが150ドル高付近の水準を維持した一方、ナスダック総合指数はマイナス推移となり、ドル相場は方向感を失った。
★欧米主要経済指標
・英・9月建設業PMI:52.1(予想:52.9、8月:52.9)
・ユーロ圏・8月生産者物価指数:前年比+4.2%(予想:+3.8%、7月:+4.3%←+4.0%)
・米国主要経済指標はなし
★欧米イベント
・113.89-50円の方向感のないレンジ相場
・イタリア財政不安でリスク回避の動き
・米主要経済指標発表なく材料難
・NYダウは史上最高値更新
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