★欧米市場朝方の取引では、ポンド下落に主導されて先週末NY市場で進行したドル高・円高の流れが持続した。ドル/円の戻りは鈍く111.25円前後で推移した。欧州株安やNYダウ先物のマイナス圏推移を受け、米長期金利が低下気味となり、リスク回避的な円買いに振れた。その後、欧州株が大方切り返したほか、NYダウ先物もプラス圏で推移したことで円売り戻しの動きとなった。対欧州でのドル買いが強まると111.50円近辺まで上げた。
NY勢参入後に111.52円近辺へ上昇したものの、ドル買いが一巡すると小幅緩む展開となった。米中貿易摩擦の長期化や米国がイランに対する制裁を再開させ地政学リスクも高まる中、NYダウが下げたことや米長期金利が低下したことで一時円買いが強まった。その後、NYダウが持ち直したものの、新規材料難の中、NY時間午後に入り値動きが細った。
★欧米市場のポイント
・111.19-52円のレンジ相場
・NY時間では111.40円前後でもみ合いの展開
・重要経済指標の発表なし
・方向感を欠いた展開
・イランへの制裁再開も大きな材料にならず
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