FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 新規の手掛かり材料難で方向感出ず!

 

★欧州市場序盤の取引では、欧州主要株価指数が反発、米長期金利も1.577%付近に小幅上昇となったことを背景にドルが小幅反発した。欧州株が伸び悩み、日経先物の80円高に上昇幅を縮小する中、円売り戻しの流れは一服した。独DAX指数が小幅マイナス圏に転じるなど欧州株が失速すると、根強いリスク回避にドル高・円高が圧力が持続した。全体的に様子見ムードが意識され、方向感のない展開になった。

 

米長期金利が再び上昇に転じたことで円売り・ドル買いがじわりと強まった。ユーロなど欧州通貨ほか主要通貨が軒並み対ドルとクロス円で並行に堅調推移したことで、ドル売り・円売りの動きとなったことで、ドル/円は特段の方向感を示さなかった。各通貨が対ドルやクロス円で総じて動意を落ち着かせる中、ドル/円も限られた値動きに終始した。主要な米経済指標の発表もなく、新規の手掛かり材料に乏しかったため大きな方向感は出なかった。

 

★欧米主要経済指標

特になし

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は107.97-108.28円のレンジ

・世界的な感染再拡大への懸念がやや和らぐと欧米株価が上昇

・米10年債利回りが一時1.5820%前後まで上昇したことが下支え

・米20年債入札が好調な結果

・主要な経済指標の発表もなく大きな方向感は出なかった

・VIX指数は17.29から17.50へ上昇

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