★欧州市場朝方の取引では5月21日高値の111.40円がレジスタンスとして意識される半面、本邦実需勢のドル買い遅れ感は強く下値も限定的となった。欧州株がほぼ全面高となり、NYダウ先物も堅調推移となっていたほか、米長期金利が2.86%台と堅調推移したことでドル買いが優勢となった。特段の手掛かり材料は出なかったものの、ドルが一段高となった。一時111.35円まで上げたものの111.40円が目先のレジスタンスとして強く意識される中、一巡後は111.10円台まで利食い売りに押される展開となった。ただ、NYダウが160ドル超上昇したが、総じて手掛かり材料を欠いたため一方的にドル買いが進む展開とはならなかった。新規材料難の中、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。しかし、米当局が2000億ドル相当の対中関税リストの公表を予定との報道が手掛かりとなり、リスク回避の円買いでドルが失速した。
★欧米市場のポイント
・111.35-110.90円のレンジ相場
・米中貿易摩擦リスクが高まり引けにかけてドル失速
・アジア市場での影響への懸念残る
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