★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物とWTI原油先物が軟調に推移する中、ドル/円、クロス円が小幅反落した。なお、米長期金利が小幅低下となったことに連れ、110.15円前後で取引された。NYダウ先物が113ドル安、WTI原油先物は65ドル台半ば割れに下げ幅を拡大、米長期金利も1.28%台に小幅低下となったが、リスク回避の円買いの動きは抑制された。欧州勢の本格参入後も徐々に方向感が乏しくなり、110.10円台を中心とするレンジ内のもみ合いとなった。米長期金利の低下が一服したことで、ドルが下げ渋りとなった。
ドル売り一巡後は欧米株価指数の下げ渋りや米長期金利の低下一服などもあって下げ渋った。6月米JOLTS労働調査の求人数が予想を上回り、過去最高を記録したことでドル買いが優勢になった。その後は、買い戻しも一服し、110.30円前後でこう着した。ポスティック米アトランタ連銀総裁は、雇用統計が7月分のような良好な結果がでれば、緩和縮小を示唆した。米長期金利が1.31%台で動きが鈍る中、110.20円台で小動きとなった。
★欧米主要経済指標
・ユーロ圏・8月センティックス投資家信頼感指数:22.2(7月:29.8)
・米・6月JOLT求人件数:1007.3万件(予想:927.0万件、5月:948.3万件←920.9万件)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は109.99-110.35円のレンジ
・金先物価格やWTI原油先物の価格の下落を背景に資源国通貨安
・6が鵜t米JOLTS労働調査の求人数が過去最高を記録
・節目の110.00円がサポートとして働くとドル買い戻し
・ポスティック米アトランタ連銀総裁のタカ派発言
・VIX指数は16.15から16.72へ上昇
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