★欧州市場序盤の取引では、英米が祝日で休場となっており市場参加者が少ない中、ドルは主要通貨に対して前週末比横ばい圏でもみ合い商状となった。なお、NYダウ先物は30ドル高、日経先物は10円高で推移した。欧州市場では、英国と米国の休場で薄商いの中、欧州株は高安まちまちで方向感が乏しく、109.60円台と、安値圏でのもみ合いとなった。ドル/円は109.64-75円近辺で推移。米国も休場となることでフローが限られ、全体的に小動きとなった。その後も、NY勢不在の中、こう着相場が継続した。
特に新規のドル売り材料は伝わらなかったものの、一時日通し安値を付けた。市場では『月末を迎えたロンドンのフィキシングに絡んだドル売りのフローが入った』との観測があった。ロンドン・NY休場で取引が薄い中、月末の駆け込み的なフローでドル安方向へ振れたものの、その流れは一巡し、109.50円前後まで小幅に戻した。引けにかけては、カナダなど北米市場ほか米州圏も米系以外の市場参加者だけでは動意も鈍くなり、狭い値幅の動きにとどまった。
★欧米主要経済指標
・独・5月消費者物価指数速報値:前年比+2.5%(予想:+2.3%、4月:+2.0%)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は109.31-75円のレンジ
・トルコ1-3月期の実質GDPは前年同期比7%増も市民は困窮
・独5月消費者物価指数速報値は前年比比較並み伸び拡大
・英米市場が休場で薄商いとなる中欧州市場ではもみ合いの展開
・月末を迎えたロンドンのフィキシングに絡んだドル売りフローで失速
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