★欧州市場序盤の取引では、NYダウが下げに転じたことをながめ一時日通し安値を更新したが、NYダウ先物が再びプラス圏に回復したためドルの買い戻しが強まった。NYダウ先物や米長期金利の上昇を支えに106円台を回復した。そして、前日NY時間の戻り高値106.08円を上抜けるとドル買いが強まった。その後も、欧州株式や日米株価指数の上昇を支えにした買いの流れが継続した。
NY勢の参入後も株高を手掛かりにした買いの流れが継続した。ただ、米経済指標など新規の手掛かり材料に乏しく投資家の様子見姿勢が広がった。米国株高を受けて円売りとドル売りが優勢となり、ドル/円の動きは鈍かった。新型コロナウイルスワクチンへの期待が再燃し、株高に連れたリスク選好の動きが強まり円はじり安となった。米10年債入札を実施したが、低調な結果を受けて米長期金利が上昇したことでドルは底堅い展開となった。米長期金利が0.70%台まで上げ幅を拡大したが、リスク選好の円売りが一服した。
★欧米主要経済指標
・米・7月JOLT求人件数:661.8万件(予想:600.0万件、6月:600.1万件←588.9万件)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は105.84-106.27円のレンジ
・英国とEUとの交渉決裂の可能性を警戒したポンド売り
・英製薬大手アストラゼネカは新型コロナウイルスワクチンの治験を再開する可能性
・ECBによる追加緩和への期待が後退でユーロ買い
・主力ハイテク株に押し目買いが入り相場全体を押し上げた
・VIX指数は31.46から28.81へ低下
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