★欧州市場朝方の取引では、欧州主要株価指数が大幅続落して取引をスタートする中、米長期金利の上昇が長続きしなかったこともあり、その後はやや上値が重くなった。欧州株が大幅続落となったことに連れて、ユーロ/円の下落にともない115.00円台を割り込んだ。ウクライナ情勢の混迷が深まる中、有事のドル買い再開で主要通貨は失速したが、ドル/円は115円付近の水準を維持した。米長期金利が持ち直し、ドル買いが優勢になった。
ロシアとウクライナの停戦交渉を控える中、欧州株式相場やNYダウ先物などが下げ幅を縮小した。米長期金利が1.78%台まで上昇したことでドル買いが継続した。米長期金利が一時1.80%台を回復する上昇を見せたことで上値を伸ばした。資源国通貨に対してドル高が進むと、円に対してもドル買いが進行した。その後は、米国株が軟調に推移する中、米長期金利が1.717%前後へ低下したことから、ドルが重い動きになり下押しとなった。
★欧米主要経済指標
・米・1月消費者信用残高:+68.38億ドル(予想:+242.50億ドル、12月:+223.84億ドル←+188.98億ドル)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は114.91-115.47円のレンジ
・ロシアの通貨ルーブルは大幅安
・欧州の天然ガス価格が前週末比で一時60%超高まで急騰
・ウクライナ情勢悪化や原油価格上昇懸念でリスク回避姿勢
・NY市場では資源国通貨に対しても米ドル高に振れた
・リスク回避姿勢が強まりNYダウは一時800ドル超下落
・VIX指数は31.98から36.45へ上昇
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