★欧州市場朝方の取引では、前週末比横ばい圏の119.20円近辺でもみ合い商状を継続する一方、NYダウ先物は軟調に推移。なお、欧州主要株株価指数は小幅安で取引をスタートとした。欧州市場では、狭いレンジ内での値動きとなった。欧州株式市場は高安まちまち、NYダウ先物は軟調となり、やや株安を警戒した円買いに振れた。ポンドやオセアニア通貨が対円で調整売りに押されたことを背景に、ドル/円の上昇も一服となったが、米長期kンりが2.18%台に上昇となったことにドルが下支えされた。ボスティック米アトランタ連銀総裁が『早急に中立に金利を戻すべき』と発言するなど、タカ派発言でドル買いがやや優勢になった。
米2月シカゴ連銀全米活動指数が予想を下回るとドル買いは一段落となった。ウクライナ情勢を巡る懸念や中国での旅客機墜落でボーイング株が南著うに推移したことでNYダウ一時200ドル超下落したことでドル売りが入ったが、下値は限定的だった。パウエル米FRB議長のタカ派発言を受けた金利上昇に伴うドル買いが加速した。米長期金利が2.28%台まで上昇したことで、ドル買いは継続した。その後、米長期金利が2.315%まで上昇幅を拡大したことで、119.50円と16年2月以来の高値を付けた。
★欧米主要経済指標
・米・2月シカゴ連銀全米活動指数:0.51(予想0.54、1月:0.59←0.69)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は119.10-50円のレンジ
・中国での旅客機墜落事故を受けボーイング株急落
・ロシア大統領府は和平交渉はそれほど進展していない
・ウクライナ情勢を巡る懸念が強い
・パウエル米FRB議長が積極的な金融引き締め姿勢を示す
・パウエル米FRB議長のタカ派的な発言で全般ドル買い
・VIX指数は23.87から23.57へ低下
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