★欧州市場朝方の取引では、新型肺炎の感染拡大に加え、原油相場の暴落を受けたリスク回避の動きが持続した。なお、欧州株は大幅続落して取引を開始した。欧州勢参入後、米長期金利が一時0.31%台に急落となった後、0.46%付近にやや持ち直したことを受け、ドル売り圧力は緩和した。NY原油先物が32ドル台半ば近辺、米長期金利も0.51%台に持ち直し、過度のリスク回避が緩和される中102.70円付近にドルは反発した。しかし、欧州株が大幅安で推移、米長期金利も0.47%付近に再低下となるに連れて、102.30円前後で推移した。
現物の米国株が7%超急落したことで取引が停止されるとドル/円には売りが膨らんだ。米国株の取引き再開に向けてショートカバーが入りドルは急速に戻した。市場では『日銀によるレートチェックの噂』もあった。下げ幅を縮めた米国株を眺めながら102.60円までじり高となった。NYダウが一時2100ドル超安まで下げ幅を拡大し、NY原油先物も約24%安で引けるなど、リスク回避の動きが続く中で上値も限定的となった。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は101.16-102.78円のレンジ相場
・日銀によるレートチェックの噂も
・新型肺炎の世界的な感染拡大と原油先物価格の急落を嫌気
・米国株は7%下落でサーキットブレーカーが発動
・一時101.16円と2016年10月以来約3年5ヵ月ぶり安値
・VIX指数は41.94から54.46へ上昇
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