★欧州市場朝方の取引では、東京市場の流れを引き継いで、ドル/円は堅調推移した。欧州株は前日比高安まちまち、日経先物は小幅高で推移した。110.20円まで強含むも、110.20-30円の米系マクロファンドのドル売りオーダーで伸び悩む展開となった。米長期金利上昇を背景にトランプ大統領発言を受けた全般的なドル安は一服した。
ロス米商務長官が5月末に示唆した自動車関税に関する調査、報告が、期限とされる9ヶ月を超える可能性を示唆したことで、貿易摩擦への警戒が後退したことでドルが強含みとなった。一時110.54円まで上値を伸ばしたが、110円後半にも売りが観測され買い一巡後は下落調整となった。ドルが欧州通貨などに対して軟調となったことが重石となり、ドル/円も下落した。その後、トランプ米大統領の下顧問弁護士コーエン氏の『ある候補者の指示で選挙法に違反した』との発言をきっかけにドル/円は失速した。
★欧米市場のポイント
・110.06-54円のレンジ相場
・110.50円以上では上値重い
・トランプ大統領の元顧問弁護士の発言でドル失速
・S&Pは史上最高値を更新
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