★欧州市場朝方の取引では、トルコリラの反発を受け、リスク回避によるドル買いは一服となったが、ドルの下押しは限定的だった。ドルが全面高で推移する中、111.28円前後でもみ合いと商状となった。欧州株が軟調に推移、日経先物も小幅下落する中、リスク回避の円買いがじわりとと強まった。トルコ情勢の不透明感から市場のリスク回避姿勢が緩まりにくく、クロス円とともに円買いが優勢となった。
米7月小売売上高の予想上振れ、米8月NY連銀製造業景況指数の予想上振れにもかかわらず、米長期金利低下を受けて111円台割れまで下げた。NYダウが一時320ドル超下落し、日経先物が340円下げるとリスク回避の動きが強まり円買い・ドル売りが優勢となり、一時110.41円まで下げた。
その後、米国株の下落、米長期金利の低下が一服し、リスク回避の円買いが一段落した。ただ、ドル買戻しが入ったものの、110.70円近辺で上値の重い展開が継続した。
★欧米市場のポイント
・110.41-111.37円のレンジ相場
・ドルは110.70円近辺で戻り上値重い
・米国経済指標は概ね良好な結果
・トルコ情勢を巡る懸念も根強い
・米株安、米長期金利低下で円買い
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