★欧州市場序盤の取引では、円全面高の流れが持続し、109.94円レベルに続落した。なお、米長期金利は1.46%付近に続落、NYダウ先物は15ドルで下げ渋った。米長期金利の低下が一服する中、リスク回避パターンのドル高・円高の動きが一巡した。欧州市場では、底堅く推移し、110.10円台を維持した。ただ、全般的にドル売りに振れやすく、ドル/円の一段の上昇を抑制した。欧州市場中盤の取引では、NY勢の本格参入を控え、ドルは前日比ほぼ横ばい水準でもみ合いとなり、110.08円近辺で推移した。
米長期金利が1.51%台と前日比でプラス圏に浮上し、ドル買いが再燃した。ブラード・セントルイス連銀総裁が2022年後半の利上げを予想と発言するとドル買いが加速した。NYダウ急落で米長期金利が1.43%台まで急低下するとドルも失速した。欧州勢引け後は徐々に動意薄となり、110円前半でもみ合いとなった。米金利先行感を受けたドル買いとリスク回避の円買いの攻防となった。米長期金利が1.43%台まで低下したこともあり、110.10円前後まで弱含み上値が重く推移した。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は109.90-110.48円のレンジ
・セントルイス連銀総裁のタカ派発言を受けドル買い優勢
・米長期金利が米株安を受け1.43%台まで低下するとドル失速
・クアドラブル・ウィッチングで下落調整にも拍車がかかった
・VIX指数は17.75から20.70へ上昇
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