★欧州市場朝方の取引では、ドルは主要通貨に対して全般もみ合い商状となった。なお、欧州株は概ね前日比小幅高、日経先物は横ばいで推移した。欧州株式市場は主要指数がプラス圏で推移。NYダウ先物も堅調地合いだったが、米長期金利が2.77%付近の低水準でこう着し、ドル買い・円売りは進めづらい展開だった。欧米市場の休場を控えて円売りは進みづらくドルの上昇は限定的となった。米長期金利の低下に伴う円買い店ドル売りが先行し一時106.42円まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値106.40円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。米3月シカゴ購買部協会景気指数が市場予想を下回るとドル売りが強まった。また、3月消費者胎動指数(ミシガン大調べ、確報値)が市場予想を下回ったことも重石となった。米国株の上昇などが相場の下支えとなり、売り一巡後はやや下値を切り上げた。NYダウが一時420ドル超上昇したほか、日経先物が390円上げたためリスク選好のドル買いが優勢となった。
米3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値やシカゴ購買部協会景気指数が予想外に低下したことに失望したドル売りが優勢となった。しかし、月末、期末絡みのドル買いに下値が支えられたほか、株式相場の上昇に連れリスク選好の円売りが再燃した。引けにかけてNYダウの上げ幅が縮小したことで、ドル買いも一服した。ドル/円の日足では、25日線を維持していることや、5日線が上向きとなっていることで、短期的には戻り基調が継続している。本日も25日線の106.20円を維持出来るかが焦点となる。
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