★イースター休暇明けの欧州市場朝方の取引では、NYダウ先物と米長期金利上昇となったことを背景に、リスク回避によるドル高・円高は一服した。欧州市場では持高調整による円売り戻しの流れが進展した。ただ、欧州株が全面安で推移する中、リスク選好の回復によるドル安・円安の流れは一巡した。欧州株の下げが一服し、21日移動平均線水準で足場を固めると、上値を伸ばした。米長期金利の上昇幅拡大をながめ、全般ドル高が進んだ流れに沿った。米長期金利の上昇や日経先物の反発にリスク選好ムードが強まった。ドル/円は強気地合いが観測され106.57円まで伸ばした。日経先物が失速したため、一旦売られたがNYダウが250ドル近く上昇したほか、米長期金利が上昇幅を広げたことでドルの買い戻しが入り一時106.59円まで上げた。ただ、ドル買い一巡後はやや上値を切り下げた。『米ホワイトハウスはアマゾンに対する措置については議論していない』との報道が伝わると米国株が再び上昇し、ドル/円にも買い戻しが入り、一時106.63円と日通し高値を付けた。
ドル/円の日足では、再び5日移動平均線や25日移動平均線を上抜け、ドル高・円安傾向が維持している。ただ、5日線が未だ下向きとなっていることから、上向きになるまでは要注意となる。NYダウが389ドル超上昇したことから、アジア株も持ち直すと予想されリスク選好の円売りにつながりやすい。また、日本では新年度入りしたことで、新規投資による円売り外貨買いも入りやすい。
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