FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ドル安値引け!

 

★欧州市場朝方の取引では、前日のNY市場の流れを引き継いで、債券安、株高、ドル安が進展106円台前半にドルは続落した。なお、欧州株は続伸して取引を開始した。欧州勢参入後、ドルが全面安商状となったことを受け、クロス円は東京市場での下げ幅を縮小、株高にも支えられて前日NY市場引け値まで持ち直した。NYダウ先物の300ドル近い上昇や日経先物の160円高を横目にやや買い戻しが進んだ。米国経済指標の発表を控え、欧州株が全面高、NYダウ先物も上昇、米長期金利が2.93%台に定着する中、ドル買い・円売りが優勢となった。米長期金利が低下に転じたことが嫌気され、ドル売りが優勢となった。また、米2月NY連銀製造業景気指数や米1月鉱工業生産指数などが予想を下回ったことも相場の重しとなった。NYダウが一時下げに転じたことや、米長期金利が低下に転じたことで円買い・ドル売りがじわりと強まった。NYダウが220ドル超上昇したことで106.85円付近まで買い戻されたものの、節目の107.00円手間では戻り売りなどが出たため失速した。米1月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため、一時ドル買いが再燃した。しかし、スタグフレーション懸念の浮上や米国の財政赤字拡大懸念、ドル安政策への思惑にドル売りが継続した。

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