★欧州市場朝方の取引では、欧州株高を背景に、ユーロを中心に欧州通貨が対ドル・対円で堅調に取引された。ただ、107円台前半での戻り売り根強く、107円前後で売り買いが交錯した。パウエル米FRB議長の議会証言待ちムードは強く、小幅なレンジで推移した。ロンドン入り後は堅調地合いを保つもレンジ離脱とはならずもみ合いが継続した。米1月耐久財受注の結果を受けて一時ドル売りが優勢となった。パウエルFRB議長の証言原稿では、新味の内容に乏しかったものの、景気に前向きな見通しが示されたこともあり、全般ドル買いが優勢となった。また、米2月消費者信頼感指数や2月リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回ったこともドル買いを後押しした。その後、パウエル米FRB議長が米下院金融サービス委員会で『12月FOMC以降のデータ、経済の強化を示唆』『インフレに対する信頼は強くなっている』『経済は今年、堅調なペースで成長する』などと発言すると米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが強まった。米長期金利の上昇を嫌い、株式相場が下げ幅を拡大したためドル買いが後退した。NYダウが下げ幅を拡大したことなどが相場の重しとなった。
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