FITS エコノミックレポート

5分足でみるドル/円欧米相場動向 レンジ相場内でもみ合い!

 

★欧州市場朝方の取引では、日経先物が100円超安に続落となる中、節目の108.00円を下抜けると下値を広げた。欧州株は寄り付き直後、高安まちまちで取引された。日経先物が200円超安に続落、米長期金利も低下となる中、リスク回避の円買いで107円半ばに続落した。欧州株全面安やNYダウ先物のマイナス圏推移の継続で円買いが優勢となった。ロンドン入り後も下値追いが継続、107.41円まで進行した。その後はリバウンドの展開で107.60円台入りとなった。ロンドン入り後はこう着地合いとなり、107.40-70円のレンジでもみ合いの展開となった。米国株の下落に伴う円買い・ドル売りが強まった。なお、パウエルFRB議長は『金融安定へのいかなるリスクにも警戒を続ける』などと述べた。NY市場では、朝方180ドル下落したのち上昇に転じ、米長期金利も2.82%から2.85%まで戻したことで、リスク回避の円買いが後退した。

 

米株式相場への警戒感でリスク回避の円買いが継続した。また、米国の財政赤字が拡大するとの懸念が浮上したほか、トランプ大統領が貿易赤字是正に断固とした方針を繰り返したためドル売りが強まった。その後、米国株の回復に伴いリスク回避の円買いが後退した。

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