★今週は前週にFOMCやオランダの下院選挙など大イベントを通過した。大きな波乱もなく通過したように感じるが、1週間でドル/円は高値115.19円、安値112.52円と約2.60円前後の値動きとなった。また、13週線を上抜け出来ずに上値抵抗ラインとして今後も意識されそうだ。さらに、前々週のロウソク足に対して、上値・下値切り下げとなったことで下落基調を示現している。今週は早々に前週安値の112.52円を下回るかが注目点となる。何故なら下値切りさげとなるからである。一方で、例年3月15-20日前後で本邦決算に伴うリパトリ(円転回帰)が一巡する。そのため、今週中には一巡しそうである。その後は新年度へ向けての投資が始まることから、円売り・ドル買いになりやすい。今週は、大阪・豊中市の国有地を巡る問題で、学校法人の森友学園の籠池理事長が23日国会にて証人喚問される見通しであり、本邦政治リスクとなる。普通に考えれば、日本国内の問題であることから円売り・ドル買いとなりやすいと考えられる。しかし、CME投機筋の対米ドルでの差し引き持ち高が、3月7日の▲54,700から3月14日の▲71,297と大幅に拡大したことから、リスクオフはポジションの解消に伴う円買い・ドル売りにつながりやすい。そうなった場合は、2月10日の111.57円を下抜けするかが焦点となる。
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FX Weekly Report Mar-fourth week2017
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