★2016年6月23日に英国では欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を実施した。開票の結果、残留支持が16,141,241票(約48%)、離脱支持が17,410,742票(約52%)であり、離脱支持側の僅差での勝利となった。この結果を受けてイギリスの欧州連合離脱、いわゆるブレグジットが決まった。
投票日前後の東京金の動きを見てみると、3月7日高値4,622円を付けた後は、上値・下値を切り下げ開票日となった6月24日安値4,155円と467円の下落幅となった。
6月24日の底値を確認すると7月20日高値4,523円と368円の上昇幅となった。その後は、再び下落基調となり8月26日安値4,250円と273円の下落幅となった。
3月から9月にかけて東京金は上昇トレンド・下降トレンドを形成しながら上下に大きく動く展開となった。
英国議会は今日から再開されるが、前日には英国で、ジョンソン英首相がEU離脱を延期しないと言明し、解散総選挙も辞さない構えを示した。その後、10月半ばまでにEUとの間で新たな合意がなければ、延期を迫る法案を議員らが策定したとの報道もあり、英国のEU離脱問題は混迷の度合いが深まっている。
2016年当時とは、金価格を巡る相場環境は異なっているが、英国の行方次第ではリスク回避の金買いにつながりやすい。
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