★2017年に入ってから週足では上値切り下げ・下値切り下げの下落基調の典型の動きとなっている。そのため、反転するには前週の高値を切り上げる動きとなる必要がある。また、13週線(赤線)を下回ってきたことから、確り下抜けしてしまうと13週線がレジスタンスラインとなりやすい。2月は米国債券の利払いと償還がある。日銀がマイナス金利政策導入後、本邦機関投資家は外国債券投資が活発になっていることから、利払いや償還に伴う円転量も大きなものとなっている。また、過去22年間において、始値より終値で円高になる可能性が高いことも注意が必要となる。
2月10日には、日米の2国間の貿易・投資関係強化を協議する首脳会談が予定されている。米国の対日貿易赤字削減に加え、円安・ドル高の抑制が議題に上がる可能性がある。トランプ米大統領は、相手国の通安誘導を厳しく制限していくと語っていることから、ドル高を抑制する『為替条項』の導入を強要される可能性もあり、円高要因となりやすい。今までトランプ米大統領は公約で言っていたことを、良きにつけ悪しきにつき実行していることから、今回の首脳会談でも円安に対する『為替条項』をのまされてしまう可能性も高い。そうなると、米国が利上げを加速させても『為替条項』により円安の進行が抑制される。また、サプライズ的な円高基調になりやすいことには警戒が必要だ。
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FX Monthly Report February 2017
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