★トランプ大統領の一挙手一投足で相場は日々上下に振れる日々が続いている。来週もこの流れは続きそうだ。まるで水星逆行期のようにトレンドは出ないものの、大振れしている。だが、トランプ大統領の発言で、標的になった国の政府・官僚達はその対応への準備がしやすく、準備への時間の猶予もある。メキシコ叩きに対する擁護的な見方が多いが、選挙運動時から発言していたのだから、対応措置を準備する時間は十分にあったはずである。メキシコの壁建設で対立し、トランプ大統領とメキシコ大統領との会談は中止となった。トランプ大統領は、日本も標的にした具体的発言が出ているので、今から対応の準備をしておけば良いということである。安倍首相と官僚の腕が試される時である。
来週は、米・日・英の金融政策決定会合が開催されるが、全ての会合で現状維持となる見方である。ただ、米国においてはNYダウが20000ドル超えとなり、なお上昇基調となっていることから、バブルの様相が強まってきた。FRBとしても、バブルを形成する前に上値を抑えておく必要に迫られてきていることは確かだ。となると、今回のFOMCではイエレン米FRB議長の会見はないものの、声明文でタカ派的な内容となる可能性が高くなっている。FBRが利上げに前向きとなると、米国株が大崩れしなければドル高・円安になりやすい地合いとなる。
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